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 子どもの事故

水遊び



 厚生労働省が発表している人口動態調査において、0歳をのぞいた1〜19歳の子どもの死因の第1位は「不慮の事故」となっています。この状況は1960年以降、現在までまったく変化がみられません。

 京丹後市消防において同様の統計資料はありませんが、救急事故種別において「不慮の事故」に該当すると思われる「一般負傷」「水難」「交通事故」を合わせたの割合は、0〜19歳の搬送人員231人(平成16年)のうち123人(53.2%)と「急病」の93人(40.3%)を上回るものとなっています。


 ここでは、子どもの「不慮の事故」のうち比較的多いと思われるものにふれます。

・ 誤飲・窒息

・ 溺 水

・ 交通事故

・ やけど

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 誤飲・窒息


 0〜1歳の乳児の誤飲は多く、「すべての赤ちゃんは誤飲している」とさえ言っている文献もあります。

 乳幼児の誤飲した物質の中で最も多いのはたばこであると言われています。 たばこの誤飲をなくすためには乳幼児の周囲からたばこをなくすことです。 それができないのであれば、乳幼児の手の届く範囲にはたばこを置かないことが重要です。 もし、たばこを誤飲してしまったら、気づいた時点ですぐ吐かせることです。

 また、子どもの事故の中でも重症度が高いのが窒息です。
 食べ物は、口蓋帆こうがいはん喉頭蓋こうとうがいという部分によって気管へ入らないようなしくみになっていますが、乳幼児ではこの働きが鈍く、気管にものを詰めやすいのです。
 もし、窒息してしまった場合はすみやかに応急手当を実施してください。



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 溺 水

溺れる

 子どもの事故の中で溺水は重症度が高いです。
 また、どこでおぼれたかについてみてみると0歳と1歳の溺死の約8割は浴槽でおぼれているとの統計があります。3歳以上になると浴槽でおぼれて亡くなることは少なくなり、川、湖、海での溺死が多くなっています。これらの数値は毎年ほとんど変化がみられません。

 浴槽での溺死をなくすためには、残し湯の習慣をなくすこと、浴室には鍵をかけるなど子どもが入れないような工夫をすること、子どもだけでお風呂場で遊ばせないことなどがあります。

 しかし、防災のためや資源の有効利用のために残し湯は必要といった考えもあります。

 子どもを四六時中監視していることは不可能です。危険なことはできるだけ除去しておくことが必要と考えます。



おぼれた場合の応急手当はこちら

 交通事故
交通事故

 子どもの不慮の事故死の原因のトップとなっています。10歳くらいまでは歩行者として事故にあい死亡した例が多く、飛び出し等をしないよう指導することが重要であると思います。
 また、自動車乗車中にあっては、重症度を軽減させるためにはチャイルドシートを正しく着用させることが必要です。
 子どもがじっと乗っていないなど苦労されることが多いと思いますが、万一のときのため自動車に乗ったらチャイルドシートという習慣をつけてください。


 やけど
やけど

 子どもの皮膚は大人の皮膚に比べて薄いため、より低い温度で、より早く、より深いやけどになりやすいと言われています。
 子どものやけどの約8割は家庭内で起こっています。さらに、そのうちの約5割は台所で発生しているとの統計があります。やけどは行動範囲が広がる1歳児に最も多くみられ、その原因として多いものは、熱湯やみそ汁など高温の液体をあびてしまうこと、続いてアイロン、ストーブなどの熱源への接触となっています。
 子どものやけどの場合でも応急手当は大人と変わりありませんが、注意していただくことは、広範囲のやけどでは冷やしすぎるとすぐに低体温となってしまうこと、範囲が狭くても重症となる場合があることです。



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