京丹後市交通死亡事故多発非常事態宣言

平成19年10月12日、京丹後市久美浜町国道312号において、トラックがセンターラインを越え、登校中の2人の女子中学生が死亡するという交通事故が発生しました。また、同日夕方には峰山町の交差点で乗用車とミニバイクが衝突し、ミニバイクを運転していた方が死亡され、1日で3名のかたが交通事故で亡くなるという憂慮すべき事態となりました。
京丹後市交通安全対策協議会(会長:中山泰京丹後市長)では、この事態を受け京丹後市交通死亡事故多発警報等に関する要綱第10条を適用して、平成19年10月17日に次の交通死亡事故多発事態宣言を行いました。
また、非常事態宣言発令を行うことにあわせ、関係機関・団体とともに交通安全啓発の取り組みを強化することとします。
京丹後市交通安全対策協議会
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「京丹後市交通死亡事故多発非常事態宣言」
10月12日、京丹後市久美浜町国道312号において、トラックがセンターラインを越え、登校中の女子中学生が死亡するという、あってはならない大変痛ましい交通事故が発生しました。また、同日夕方には峰山町の交差点で乗用車とミニバイクが衝突し、ミニバイクを運転していた方が死亡され、1日で3名のかたが交通事故で亡くなるという憂慮すべき事態となりました。
また、今年に入ってから京丹後市内の交通事故件数は減少しているものの死亡事故は増えており、現時点で7名の尊い命が失われております。
これらの死亡事故は、わき見運転、交差点における衝突事故や前方の未確認によるものであり、基本的な交通安全ルールの認識不足や交通マナーが低下していることに原因があり、非常に残念なことであります。
文明の利器である便利な車も、運転の仕方によりかけがえのない人命を奪う凶器となり、運転を誤ることはただ単に交通事故というより「殺人行為」であるとの認識を新たにしなくてはいけません。
尊い命を一瞬にして奪い、平和な家庭と暮らしを根底から覆してしまう悲惨な交通事故をなんとしても防いでいかなければなりません。
そこで、多発する交通死亡事故に歯止めをかけるため、本日ここに京丹後市交通安全対策協議会は、「京丹後市交通死亡事故多発非常事態宣言」を発出しますとともに京丹後警察をはじめ関係機関と協力し、出来うる限りの手立てを講じてまいります。
市民の皆様におかれましては、今一度交通安全の原点に立ち返り、まずは交通ルールを守る、そして子どもや高齢者など弱者を思いやる心をもち、この厳しい現状を認識されまして「交通安全は自分が主役である」ことを強く認識していただき、それぞれの家庭・職場・地域等全力を挙げて交通事故防止に努められますよう一層のご理解とご協力をお願いいたします。
平成19年10月17日
京丹後市交通安全対策協議会 会長 京丹後市長 中 山 泰
■非常事態宣言発令時の推進事項
1)非常事態宣言発令の周知を図るための懸垂幕の掲出
2)関係機関・団体へ連絡し、非常事態宣言を受けての活動強化
3)有線放送・防災行政無線など各市民局での広報活動
■交通安全に関する啓発について
(1)「広報きょうたんご」11月号に歩行者、運転者に交通安全を呼びかける特集記事を掲載、12月号には年末に向け、飲酒運転撲滅、自転車の安全運転推進の特集記事を連続で掲載し、市民に交通安全の呼びかけを行います。
(2)防災行政無線・有線放送などによる安全運転の呼びかけ放送を実施し、広く市民に訴えていきます。
(3)市民から、歩行時(特に通学区域)の危険交差点、通学路の危険箇所などの通報、また、交通安全対策に対する要望を受付し、内容を精査したうえで、市で対応可能な要望は速やかな対応に努め、他の機関にかかわる内容は関係機関へ対策を要望していきます。
(4)年末の交通事故防止府民運動において、交通安全指導員会、安全協会、地域交通安全運動推進協議会等の協力を得て街頭活動を実施します。
(5)交通安全教室は春を中心に市内の小中学校(35校、38回)、幼稚園(1園、2回)、保育所(6園、6回)で実施している。高齢者対象の教室については今後、実施していく予定です。
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平成19年10月12日、京丹後市久美浜町国道312号において、トラックがセンターラインを越え、登校中の2人の女子中学生が死亡するという交通事故が発生しました。また、同日夕方には峰山町の交差点で乗用車とミニバイクが衝突し、ミニバイクを運転していた方が死亡され、1日で3名のかたが交通事故で亡くなるという憂慮すべき事態となりました。
亡くなられた女子中学生が通っていた高龍中学校生徒会から「私たちの生命を守ってください」の訴えをいただいており、市長として現在の心境を、市民のみなさま、全国のみなさまに、未来ある子どもたちの尊い命が奪われる悲惨な事故がなくなるよう「子どもたちを交通事故から守るための緊急の訴え」を行います。
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子どもたちを交通事故から守るための緊急の訴え
市民のみなさま、全国のみなさまに衷心よりお願い申し上げます。
去る10月12日早朝、京丹後市内の国道において、2トントラックがセンターラインを越え、自転車で通学途上の2人の女子中学生をはねて死亡させるという、決してあってはならないたいへん痛ましく悲しい交通事故が発生しました。
この事故は、運転者の不注意によるもので、中学生には全く防備するすべもなかった事故であります。このような大きな交通事故は本市にとりましても初めての出来事であり、この悲報は瞬く間に全市に広がり、6万3千市民に大きな衝撃とやるせない深い悲しみを与えました。お二人にみなさまとともに心からお悔やみを捧げ、安らかなご冥福を心からお祈り申し上げます。
2人は翌13日に予定されていた駅伝大会の正副キャプテンを務めるなど活躍が期待されており、部員はもとより生徒全員からたいへん慕われていました。2人の死亡が全校集会で伝えられると、みな一様に大きなショックを受け、会場は号泣や忍び泣きで包まれました。
私も改めて新たな悲しみと憤りに魂が心底から震えるのを禁じえません。まして、わが子を突然に奪われたご遺族のお嘆き、お悲しみはいかばかりかと、お慰めの言葉も見つかりません。
どこまでも明るく続く洋々たる未来が保障されていたはずのお二人の突然のご逝去を心から悼み、ただひたすらにご冥福をお祈りするばかりです。
京丹後市で発生したこのたびの事故は、全国どこでも起こりうるものであり、車という文明の利器もその運転に対する心構えの如何によっては、たちまちかけがえのない人命を奪う殺人兵器に変わるということを運転者は改めて強く認識しなければならないと痛感した次第です。
本市といたしましても、尊い子どもたちの死を必ずや無駄にしないため、交通安全思想の原点に立ち返り、交通安全秩序の確立に向けて市民のみなさまとともに、できる限りのあらゆる取り組みを行なってまいりたいと考えております。
全国のみなさま、すべてのドライバーのみなさまにおかれましても、今一度、交通ルールの遵守と、万全の安全配慮に心がけていただき、未来ある子どもたちの尊い命が奪われる悲惨な事故が根絶されるよう、地元市長として切に訴えます。
平成19年10月17日
京丹後市長 中 山 泰
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